■ 底曳網
底曳網

1艘曳として板曳(トロール)、かけまわし及び2艘曳の3種類ある。
板曳は網口開口坂(オッターボード)を付けた網を曳く漁法で操業水域は限定されている。
かけまわしは、浮標樽を投入してから、ロープ→網→片舷のロープの順で四角形に打ちまわし、樽を揚げてから両舷のロープの幅を狭めながら、網に入った魚の様子を見ながら移動させ、その範囲にいる魚類をおどしながら網へ導入する。
2艘曳は2隻の底曳漁船が平行して網を曳く漁法。沿岸で多く操業する小型底曳網は、一般に 「けた曳き 」とよばれ、袋状の網で水深20〜100mの海底を曳いて漁獲する。網口に幅を持たせるビームとよばれる開口装置を取り付けたものが主流。
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