■ 大型イカ釣り漁場
	ニュージーランド漁場は１９７２年から操業し、１９８９年まで政府間協定により漁獲割り当てを受けて操業してきた。その後漁獲割り当てが消滅したため、ニュージーランドとの合弁船が操業している。漁場は同国の２００海里水域内、南島の周辺海域。操業期間は１２月から翌年５月まで。ニュージーランドスルメイカを獲っている。 ペルー漁場は１９９０〜１９９１年に試験操業を行い、アメリカ大アカイカという大型イカの漁場を開発し、ペルー２００海里内の海域で操業している。 フォークランド漁場は１９８４年に出漁し、一時は日本全体のイカ漁獲量の半分近くを占めたが、その後アルゼンチン海域への出漁が可能になったため漁獲量は減少した。 アルゼンチン漁場は１９９２年から現地の会社との合弁により船籍を相手国に変え、操業が行われている。操業期間は２〜８月。 このほかに、コスタリカ沖の公海、南西大西洋公海、北太平洋公海漁場でも操業している。