■ サケ・マス類
サケ・マス類

海で生活し、産卵期に河川に戻る降海型と、淡水で一生を過ごす陸封型がある。春ふ化したシロザケやカラフトマスの稚魚はすぐ海に下るが、淡水で過ごしてから海に下るのもいる。

ベニザケ
千島、カムチャッカ、アラスカ、北米西海岸に分布し、日本の河川にはのぼって来ない。名前の通り肉はピンク色で美味。一部日本の流網漁船でもとるが、多くはアラスカから輸入される。

シロザケ
太平洋側は千葉県、日本海側は山口県の河川までのぼって来る。4年程で回帰し、全長1m位。流網漁船でとるほか、沿岸の定置網でもとる。

カラフトマス
海に戻るサケとしては小型で全長60〜70cm、2kg前後のものが多い。オスは鼻が極端に曲がっている。岩手県北部からカラフト、アラスカ、カナダに分布する。
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