■ マグロ類
マグロ類

クロマグロ
本マグロともいい、マグロの代表で全長3m、体重350kg以上になるものもある。全世界の温帯海域に広く分布する。夏には暖流に乗って北海道の南岸までやってきて、津軽海峡などで一本釣りで漁獲する。肉質はマグロ類の中で最もすぐれ、価格も最高値をつける。

キハダマグロ
体は紡錘形で全長2m。体重200kgになる。名前の通りヒレの色が黄色いのが特長。夏から秋にかけて日本近海に回遊してくる。

メバチマグロ
全長2m位になり、目が大きいことが特長で名前はここからきている。熱帯性で南洋、ハワイ、インド洋に多く、国内では本州中部以南の太平洋側に分布し、マグロ類の中では漁獲量が最も多い。

ビンナガマグロ
胸ビレが大変長く、通称「トンボ」ともいう。全長1m、体重25kgとマグロの中では小型。太平洋、大西洋の熱帯、温帯に分布し、6〜7月には日本の沖合に回遊する。缶詰(ツナ缶)の原料になる。

ミナミマグロ
形はクロマグロと似ており最大体長約2m。南半球の高緯度海域に生息している。味もクロマグロに似ている。インドマグロともいわれる。
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