JAPAN FISHERIES ASSOCIATION

おさかな食べようネットワーク図書室

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おさかな食べようMail magazine 第17号(平成25年6月18日)
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みなさん、こんにちは!おさかな食べようネットワーク事務局です!

梅雨入りした東京は、紫陽花の花がキレイに咲く梅雨らしい陽気ですが、今日はカラッと夏日となっています。みなさんの地域はいかがですか?

さて、メールマガジンを配信する前に、先週、14日(金)に2012年度『水産白書』が閣議決定されましたね。内容はシロザケ、サンマ、ウナギの稚魚など重要魚種が近年不漁となっていることに焦点を当て「原因究明に取り組み、適切な対策を講じていくことが重要だ」と訴えているようです。

また、東日本大震災による水産関係施設の被害額も、2012年4月現在で総額1兆2637億円に上ると算定。被災した漁船約2万9000隻のうち約1万5000隻が今年3月時点で復旧し、岩手、宮城、福島3県の主な市場への水揚げ量は、震災前の71%になったと報告されているようですので、私たちネットワークがさらに連携できることがありそうな気がします。

それでは、今月のメールマガジンを配信いたします!

◆ 今号の目次 ◆
■ ネットワーク事務局からのお知らせ
1.大日本水産会はシンポジウムを開催します
2.大日本水産会は国産水産物流通促進事業に参加します
3.第15回ジャパン・インターナショナル・シーフードショーを開催します
4.病院管理栄養士の方からのお話です
5.くろべ漁協から初夏のニュース
6.NPO法人ふるさと東京を考える実行委員会は東京湾海水浴体験イベントを開催します
7.ウギャルの訪問がありました
■ イベント情報


■ ネットワーク事務局からのお知らせ

1.大日本水産会はシンポジウムを開催します
本年度第1回シンポジウムは、『水産物消費拡大と魚食普及活動連携』として、6月28日(金)午後1時半開会、会場は大日本水産会大会議室です。2年目のおさかな食べようネットワークは、魚食普及活動の課題・情報・経験交流を行うコミュニケーションネットワーク(メルマガ)交流から、連携・協働活動を行うジョブネットワークに進化します。昨年は販売・消費・水産物流通に関係する3つの分野別シンポジウム『量販・鮮魚専門店に聞く』『消費者に聞く』『流通・卸売業に聞く』を、東京海洋大学馬場教授をコーデイネーターに熱心な討議・意見交流をして頂きました。今回は分野別の垣根を取り払い、多くの方々に連携・協働につき意見を頂き、馬場教授に再びコーデイネートして頂きます。ご参加をお待ちいたします。席数に限りがありますことから、お申込みはこちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2013/06/0618_01.pdf)からどうぞ。なお、「おさかな食べようネットワーク」については大日本水産会ホームページ(http://www.suisankai.or.jp/)「お知らせ」サイト“2012/1/14 “を参照ください。

2.大日本水産会は国産水産物流通促進事業に参加します
水産物の消費量が急減(平成13年:40.2kg/人年⇒平成22年:29.5kg/人年)している状況下、川上(産地)から川下(消費地)までの流通過程の各段階において、消費者の水産物ニーズに十分に応えきれていないことが課題となっており、水産物の川上(産地)から川下(消費地)までの流通の目詰まりを解消し、消費者ニーズに対応することで、国産水産物の流通促進と消費拡大を目的とする水産庁事業に関係5団体(公益社団法人日本水産資源保護協会、一般社団法人漁業情報サービスセンター、一般社団法人海洋水産システム協会、公益財団法人水産物安定供給推進機構および一般社団法人大日本水産会)で構成する国産水産物流通促進センターとして、事業に取組みます。大日本水産会は水産物の知識普及等のセミナー・研修を担当、水産物の生産、流通、加工、調理、栄養成分、機能等に関する知識・技術の普及等を行 い、国産水産物消費拡大を働きかけます。多くの方々、団体のご支援、協力が必要になるかと思っております。その節はよろしくお願い致します。

3.第15回ジャパン・インターナショナル・シーフードショーを開催します
大日本水産会は、8月21日(水)~23日(金)の3日間、東京ビッグサイトで、第15ジャパン・インターナショナル・シーフードショーを開催します。7月開催から今回は夏休み期間中の8月開催となりました。30,000人の来場を見込んでいます。シーフードショーの詳細情報は、こちら(http://www.exhibitiontech.com/seafood/)をご覧ください。シーフードショーは日本の水産製品、冷凍・加工・分析など水産業支援機材、関係業界業務が総合的に紹介される展示会です。今回はこの会場を活用して「親子おさかな学習会」「栄養士を目指す学生・若者のお魚学術研修会」ほか国産水産物消費拡大シンポジウムなどを計画しています。小学生、学生の夏休み課題として、日本の水産業を取り上げる良い機会です。まもなく参加者募集を行います。

4.病院管理栄養士の方からのお話です
5月に胆のう全摘手術を受け、貴重な病院食の体験を致しました。2月15日発信メルマガ13号で東京都栄養士会の紹介をする機会がありましたが、こんなに早く自らが病院食の体験をするとは思ってもいませんでした。(本記事は、大日本水産会ホームページ(http://www.suisankai.or.jp/)「おさかな食べようネットワーク図書室」サイト内「メールマガジンバックナンバー、第13号 4.(社)東京都栄養士会を訪問、教えて頂きました」を参照ください) 管理栄養士の方は、術後の体調聴取や摂食状況把握のため、毎日病室においでになりました。その際に病院食配膳のご苦労などを伺うことが出来ました。その時お世話になった管理栄養士の方のお話を紹介いたします。こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2013/06/0618_02.pdf)をご覧ください。

5.くろべ漁協から初夏のニュース
富山県黒部市くろべ漁協より最新ニュースが届きました。くろべ漁協は、地産地消・都消を目指して先駆的取り組みをされています。同漁協ホームページ(http://www.jf-kurobe.jp/)にある動画サイト『くろべ漁業協同組合 ⎾きときとの発信基地 ! 魚の駅 「生地」』では、魚の駅生地誕生までのストーリーを見ることが出来ます。最近の取組みでは、「魚の駅「生地」 本日のとれたて情報」を、twitter、Facebookを活用して、遠隔地消費者と交流しておられます。これらから学ぶことは、くろべ漁協さんの水揚げ地としての自らの地産への自負、商品価値化とブランド化戦略です。そして歴史的な観光地であるくろべをリンクさせた総合ビジネス誘致力は、他の多くの地域の発展の参考になるかと思います。今後とも頑張ってください。それでは最新ニュースはこちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2013/06/0618_03.pdf)からご覧ください。魚の駅「生地」の富山 俊二支配人は、6月28日のシンポジウムにお出でになります。シンポジウム来場の方々との交流を楽しみにされています。

6.NPO法人ふるさと東京を考える実行委員会は東京湾海水浴体験イベントを開催します
江戸川区で東京湾浄化、海水浴が出来る海にと活動している認定特定非営利活動法人ふるさと東京を考える実行委員会は6月29日に総会を開催しました。このNPOは生れも育ちも葛西の建築家関口雄三氏が、30年にわたり東京湾の浄化、海の再生に取り組む中2001年に立ち上げた法人。
総会では昨年8月5日、9月2日のわずか2日間だが都港湾局から遊泳許可が出され、子供が嬉々として海につかり海水浴体験をし、ふるさと東京の海で泳ぐことが出来たと喜びを語った。本年は7~8月の週末、合計13日間海水浴体験を実施できるようになったとのこと。この海水浴体験イベント当日、準備作業のスタッフを募集しております。募集内容はこちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2013/06/0618_04.pdf)からご覧ください。みなさんの読者にもこのスタッフ募集を案内してください。このNPO法人のホームページは、こちら(www.furusato-tokyo.org/)です。

7.ウギャルの訪問がありました
6月13日ウギャルのライさん、三穂さん、おかゆさんの訪問を受けました。昨年12月に女の子を出産したライさんもまもなく活動復帰とのこと。ウギャルは新しい活動としてウギャル音楽部を始動した。漁師を応援、水産業界を盛り上げるべく、漁師が好きな演歌、兄弟船、祝い船、北の漁場をウギャルバージョンでCDを製作。今後各地の行事で披露するとのこと。ウギャル音楽部については、こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2013/06/0618_05.pdf)をご覧ください。


■ イベント情報
1.6月17日(月)~21日(金):「望ましい食生活の実現に向けて」 農林水産省本省「消費者の部屋」(http://www.maff.go.jp/j/heya/tenzi/1306/t_250617.html
2.6月22日(土)~23日(日):「第8回食育推進全国大会」 広島市南区民文化センターほか(http://www8.cao.go.jp/syokuiku/more/promotion/convention/8th/index.html
3.6月24日(月):「第29回健康食品に関わる新たな課題と取組」 全社協・灘尾ホール(http://www.shafuku.jp/forum_holding/28_1_page.php
4.6月25日(火):「第524回技術情報交流セミナー」 三会堂ビル9階第2会議室(http://www.jataff.jp/news/seminar/index.html
5.6月29日(土)~30日(日):「第24回日本微量元素学会学術集会」 関西大学百周年記念会館(http://24brte.com/
6.7月11日(木):「食総研・産総研ジョイントシンポジウム2013」 (独)産業技術総合研究所臨海副都心センター別館(http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2013/04/046530.html


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おさかな食べようネットワーク 事務局
(社団法人大日本水産会 魚食普及推進センター内)
〒107-0052 東京都港区赤坂1-9-13(三会堂ビル8階)
Tel:03-3585-6684 Fax:03-3582-2337
・事務局へのご連絡はこちらへ:info@osakanatabeyo.jp
・事務局からの情報配信はこちら:nw-mmagagine@osakanatabeyo.jp
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