JAPAN FISHERIES ASSOCIATION

おさかな食べようネットワーク図書室
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おさかな食べようMail magazine 26号(平成26324日)
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みなさん、こんにちは!おさかな食べようネットワーク事務局です。

 

今年度も残りわずかとなりましたが、みなさん、いかがお過ごしでしょうか。ネットワーク事務局も、年度末のとりまとめ業務に追われ、今月のメルマガ配信時間も、このような時間となってしまいました(汗)

 

しかし、今日の東京は小春日和の陽気となり、あちらこちらで卒業式を迎える華やかに着飾っている学生をみることができます。来週になると、今度は入社式と入学式。いつもの満員電車の風景も違って見えるのでしょうね。

 

みなさまもお忙しいかと思いますが、くれぐれも風邪などひかれないよう、お仕事、頑張ってください!

 

それでは、今月のメールマガジンを配信いたします。


◆今月の目次
◆ネットワーク事務局からのお知らせ
1.「女性に聞きたい」シンポジウムを開催しました。

2.名古屋で第2回魚食普及セミナーを開きました。

3.初めての試み、香川県高松市で小学校おさかな学習会を開催しました。

4.MELジャパンはfacebookにページを開設しました。

5.NHKふるさとの食にっぽんの食全国フェステイバルに参加しました。

6.シーフードショー大阪で「おさかな学習会」を実施しました。

7.みなさん、新年度への準備はいかがですか?

◆会員からのお知らせ

1.地域の付加価値の高い産品の売買マッチングサイト「日本、食べものがたり」がオープンしました!

2.NHK「うまいッ!」で枕崎鰹節が取り上げられます!

◆イベント情報

 

ネットワーク事務局からのお知らせ

1.「女性に聞きたい」シンポジウムを開催しました。
  3月14日、三会堂ビル9階石垣記念ホールで、「女性に聞きたい、成熟食時代の食・魚食への思い」を開催しました。開催時期が年度末ぎりぎりとなり、みな様にご来場いただけるか不安でしたが、多くの方々にご来場いただき、会場を満たして頂きました。ありがとうございました。この議事録は完成次第、本会ホームページサイト「おさかな食べようネットワーク図書室」に掲示いたします。

  来場者の方から「成熟食時代とは何?」との質問を受けました。「飽食時代というのはあるが、成熟食時代とは初めて耳にした、新しい造語ですか?」という質問でした。「成熟食」というのは、成熟社会と言われる現代社会の通念用語だと思って使用したのですが、意外な質問を受けてしまいました。「ほうしょく」という言葉を初めて耳にした時、私にとっては「豊食」であり、「飽食」ではありませんでした。「飽食」という漢字熟語を知って、「ほうしょく」が飽食であると知ったのです。「飽食」を漢字から意味を読めば、「飽きる食、飽きるほど食べる」ということのようです。「豊食」と書けば、「豊かな食を、どのように食べる」という意味に取れ、考える食のあり方にも訴求できると思っていたのですが、飽食では、腹いっぱいに食べ、食べ過ぎて飽きてしまい、捨て去るというイメージを強く受け、放漫な食社会認識の中、安易に残滓を作りだす、資源の無駄利用というイメージを強く受けてしまいます。日本の食料自給率は39%(平成24年カロリーベース:農林水産省)です。このような低位な食料自給率にもかかわらず、成熟社会との意識を持つ中、今後どのようにこの成熟時代を持続するか、させるか、その時に食・魚食を選ぶ女性目線はどのようなものであろうか?というのがこのシンポジウムの課題でした。シンポジウム概要についてはこちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2014/03/0324_01.pdf)をご覧ください。

 

2.名古屋で第2回魚食普及セミナーを開きました。

3月15日名古屋市中央卸売市場2階多目的ホールで、第2回名古屋地区魚食普及セミナー『もっと食べようお魚、魚食普及と活動連携』を開催、60名の方々に参加いただきました。食育・魚食・給食栄養士など水産物消費拡大・活用活動に携わる関係者の方々との意見交流を図り、活動のための相互の連携・協働への意識共有をはかり、活動に携わるリーダーの育成、活動成果向上を志向するセミナーです。

セミナー内容は「日本の水産、魚類栄養・活用について」、「煮干しを使った魚体構造・解剖実習」「味覚比較体験:煮干しとかつおだし汁の味の違い比較」「養殖かんぱちを使った捌き方体験」「冷凍カンパチ、鮮度カンパチの食感比較」、そして魚食普及課題の意見交流を行いました。当日の風景はこちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2014/03/0324_02.pdf)をご覧ください。

 

3.初めての試み、香川県高松市で小学校おさかな学習会を開催しました。

3月19日、初めての試みとなりましたが、名古屋に続く地域魚食普及活動連携として、高松市内2校の公立小学校でおさかな学習会を開催しました。開催校は高松市立大野小学校および新番丁小学校です。 大野小学校では畳部屋でのおさかなゼミでした。両校とも児童は制服を着用していました。都内公立小開催校では私服校ばかりでしたので、物珍しく、先生にお尋ねしたところ、最近は私服にしようという小学校の動きはあるものの、高松市では制服着用を基準としているとのことでした。当日の学習会風景はこちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2014/03/0324_03.pdf)をご覧ください。

香川県は人口989千人(総務省統計局発表2012年都道府県別人口)で国内39位、漁業生産数量は48千トン(2012JF香川県漁連水産統計)で同27位(2011年農林水産省HP)、その内海面養殖生産数量が60%を占めています。海面養殖生産量が海面漁業生産量を上回るとは思ってもみませんでした。

 

4.MELジャパンはfacebookにページを開設しました。

マリン・エコラベル・ジャパンは、facebookにページを開設しました。これまでのホームページ(http://www.melj.jp/)に加えて、最新情報をお伝えします。こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2014/03/0324_04.pdf)も参照ください。

 

5.NHKふるさとの食にっぽんの食全国フェステイバルに参加しました。

3月はふるさとの食にっぽんの食全国フェステイバルの開催月です。今年は8-9日の週末に開催されました。天気にも恵まれ来場者数は48千人を越えました。大日本水産会はJF全漁連と共に本行事の実行委員となっており、農業部門の出展が大半を占める本行事において、水産業をアピールすべく取り組みました。例年のカツオ一本釣りと投網で漁業に触れる漁具体験コーナーに加えて、生きた魚に触り魚を身近に感じるタッチプールコーナー、大きさ種類が異なる魚の生態・群れ作りを目で学ぶシャトルカー移動水族館コーナーを出展しました。多くの親子連れに参加いただきました。当日の様子はこちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2014/03/0324_05.pdf)とこちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2014/03/0324_06.pdf)からご覧ください。

 

6.シーフードショー大阪で「おさかな学習会」を実施しました。

第11回シーフードショー大阪は、2月20・21日の両日、大阪市南港ATCホールで開催されました。本会魚食普及推進センターは、水産製品・機材などを展示、紹介するこの機会を活用して、前回に引き続き、近隣の小学校2校を会場に招いておさかな学習会を実施しました。今回の参加校は大阪市立南港緑小学校と私立金剛学園小学校です。シャトルカー移動水族館も参加しました。先ずは水族館で泳ぐ魚を見て、説明を受けて、その後会場を見学しました。会場ではいろいろな展示物を見て、説明を受けて、製品の試食を楽しみました。最後は、大阪湾を見渡す会議棟6階でおさかなゼミ。講師は名古屋市の中部水産株式会社神谷販売促進部長と大阪市の株式会社うおいち土屋販売促進顧問にやって頂き、魚食普及活動における連携・協働活動を実現して頂きました。当日の様子は、こちら(http://www.suisankai.or.jp/topics/mailarchives/2014/03/0324_07.pdf)からご覧ください。

 

7.みなさん、新年度への準備はいかがですか?

このメルマガでは、皆さんからのフランク、率直なご意見やニュースをお待ちしています。情報の共有に加えて、異なる見解、異論に接することは、進歩・変革への大きな刺激、出発点です。来年度もよろしくお願いします。

 

 

会員からのお知らせ

1.地域の付加価値の高い産品の売買マッチングサイト「日本、食べものがたり」がオープンしました!

 フランスのシャンパンのように、国が伝統食品を保護する制度、いわゆる、地理的表示保護制度(通称、GI)が、いよいよ日本も今国会に法案が提出される予定になっており、新聞等で取り上げられています。

 そのようななか、一般財団法人食品産業センターでは、国内の伝統野菜および伝統食品に特化したWebサイトとデータベースである「日本、食べものがたり」を構築、今月、リリースされました。情報発信だけでなく、生産者とバーヤー等が少しでも商談が成立しやすいよう、農林水産省推奨「フード・コミュニケーション・プロジェクト」の「商談シート」を完全導入しています!

 また、毎月コラムも掲載され、今月は「神の住まう国の伝統食」と題して、2品目取り上げられています。是非、こちら(https://www.chizaicouncil.org/)にアクセスしていただくとともに、会員限定(無料)の情報も提供されるとのことですので、会員登録もこちら(https://www.chizaicouncil.org/entry_information/)からいかがですか?

 

2.NHK「うまいッ」で枕崎鰹節が取り上げられます!

 ネットワーク事務局のお手伝いをしている二瓶氏が、1月の新春スペシャルに引き続き、46日放送のNHK総合「うまいッ!(http://www.nhk.or.jp/umai/)」(6:15~)に出演します!NHK「うまいッ!」は、「うまいッ!」とうなるほどおいしい、日本各地の食べ物を紹介し、その魅力を再発見!生産地を元気にする番組です。

 今回のテーマは「かつおぶし」。二瓶氏が昨年5月にフランスから名誉招待を受け渡仏したことをきっかけに、鹿児島県枕崎の生産者とフランスに鰹節工場を設立する話も出るようです。日曜日の早朝からですが、是非、ご覧下さい。

 

 

イベント情報

1.326日(水)「平成25年度農研機構シンポジウム 牛の受胎率向上に向けた雌雄両側からの研究アプローチ(つくば国際会議場):http://www.naro.affrc.go.jp/event/list/2014/01/050182.html

2.326日(水)~28日(金)「第87回日本細菌学会総会(タワーホール船堀)」:http://www.aeplan.co.jp/jsb87/


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おさかな食べようネットワーク 事務局
(社団法人大日本水産会 魚食普及推進センター内)
〒107-0052 東京都港区赤坂1-9-13(三会堂ビル8階)
Tel:03-3585-6684 Fax:03-3582-2337
・事務局へのご連絡はこちらへ:info@osakanatabeyo.jp
・事務局からの情報配信はこちら:nw-mmagagine@osakanatabeyo.jp
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