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大日本水産会
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大水ニュースレター
第711号

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第25回海づくり大会、「海の再生、魚食文化の創造」をアピール

25回目を迎える全国豊かな海づくり大会が11月19、20日の2日間神奈川県の横浜みなとみらい21地区(パシフィコ横浜、臨港パーク周辺)で「海の恵みフェステバル」として開催される。今回は「光る海  未来を映す  大きな鏡」をテーマに、横浜が東京を含む大消費地に隣接しているため、特に消費者の立場から見た海の恵み、環境保全の大切さなどの視点を盛込み、新たな食文化を発信するという「海の再生と魚の食文化の創造」を基本理念に全国にアピールしていく。大会参加者は県外招待者1,000人、県内招待者2,000人のほか一般来場者を含め約6万人を見込んでいる。

大会気運を盛り上げる地域大会は9月11日に小田原漁港、10月23日に三浦漁港うらなり、三崎魚市場周辺での開催が予定され、種苗放流、水産物販売、稚魚放流、海上パレードを行なう。

国立大ホールを会場とする式典行事は、例年通り海づくり大会会長(衆議院議長)の挨拶、松沢成文神奈川県知事、中田宏横浜市長の歓迎の言葉に続き天皇陛下のお言葉があり次いで功績団体・作文コンクールなど優秀作品の表彰が行なわれる。

その後最優秀作文の発表、誓いの言葉、大会決議、大会旗引継ぎ、次回開催地知事挨拶、閉会の言葉で式典を終了する。

ハイライトの海上歓迎・放流行事は臨港パーク前に特設する放流台で行なわれ、漁船・プレジャーボートによるパレード、マコガレイ、マダイ、メバル、ホシガレイの放流、アワビ、サザエ、アマモのお手渡しがある。放流やお手渡しでは神奈川県水産総合研究所長が放流魚の説明を行い、三崎水産高校の生徒が介添えする。放流台は山と海の関わりを表現した神奈川県産の間伐材が使われる。