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大日本水産会
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大日本水産会は新たな漁業就業者を発掘するため、18年度に「新規就業者・育成支援事業」を実施することになり、5月13日に大阪毎日新聞社オーバルホール、同20日は東京国際フォーラムD7で漁業就労支援フェアーを開催する。

この事業はこれからの漁業を担う意欲的な人材を確保するため、漁業現場で一定の研修を行ない、求職者は仕事内容、漁家、船主など求人側は就業希望者の人柄・適性などを相互に理解し円滑な雇い入れを行なうことを目的に実施する。研修を行う漁家、船主には指導員謝金が支払われるほか就業支援フェアー参加旅費、研修教材費、安全対策備品(長靴、合羽など)費、保険料にも経費が支払われる。研修生(就業希望者)には1日3時間程度の研修が行われ、研修時間以外の軽作業に対しアルバイト賃が支払われる。

5月の支援フェアーでは就業希望者と受入れ側が一堂に会して面談し、希望する業種、人柄ややる気などを確認し合い、希望者は漁協・業種別組合(一次受入機関)が行なうオリエンテーションに参加し、地域漁業の概要、船上作業の内容・注意点などの説明をうける。次いで漁船乗組員になるための技能・技術を習得する漁業現場での実践研修を3ヵ月〜6ヵ月間実施する。